TEL:042-573-1530
色彩と光が織りなす、静謐な美。
ヨーロッパ装飾文化の中で育まれてきたエマイユ(七宝)の技法は、宝石と融合しながら、時代を超えて人々を魅了してきました。
その歴史ある技法を現代に昇華させ、日本の美意識と結びつけた中嶋邦夫氏のジュエリーをご紹介いたします。
19世紀後半、アール・ヌーヴォー期に完成の域へと達したエマイユ(七宝)技法。
ルネ・ラリックをはじめとする作家たちは、この高度な装飾技法を用い、ジュエリーを単なる装身具から芸術表現へと押し上げました。
中嶋邦夫先生は、その精神を深く理解し、現代において独自の表現へと昇華させています。
作品は「ネオ・ジャポニズム(新たな日本の芸術)」として海外でも評価され、所有し、受け継ぐに値する造形美として確かな存在感を放っています。
日程:2026年3月5日(木)、6日(金)、7日(土)
時間:11:00〜16:00
場所:ジュエリーカワニシ
アクセス:JR中央線・国立駅より徒歩3分
◆7日は中嶋邦夫先生が来店されます。

エマイユ(七宝)という高度な技法を軸に、長年にわたり独自の表現を探求してきた中嶋邦夫氏。
ヨーロッパ装飾芸術の系譜を踏まえながら、日本的な色彩感覚と造形美を融合させた作品は、国内外で高く評価されています。
伝統技法への深い理解と、現代的な美意識。
その両立によって生まれるジュエリーは、時代や流行を超えて人の心に寄り添います。
会期最終日の 3月7日(土)は、中嶋邦夫先生が来店予定です。
制作背景や技法への想い、作品に込められた美意識について、作家本人から直接お話を伺える貴重な機会となります。
完成された作品だけでなく、その背後にある思想に触れることで、ジュエリーの魅力をより深くご理解いただけることと存じます。
自然の中にある静けさや、季節の移ろい。
〈In the Garden〉は、そうした日本的な感性をエマイユの色彩で表現した作品群です。
花や植物を思わせるモチーフ、抑制の効いた色使い。
身に着けることで完成する、詩情あふれるエマイユと日本ジュエリーの世界をご体感ください。
エマイユとは、金属の上にガラス質の釉薬を施し、高温で焼成することで色彩を定着させる技法です。
焼成を重ねることで生まれる奥行きのある色合いは、絵画とも宝石とも異なる独自の美を宿します。
極めて繊細で高い技術を要するこの技法は、熟練した作家にのみ許される表現手段です。
中嶋先生はこのエマイユを用い、色彩そのものに詩情を与えています。



アール・ヌーヴォー期のジュエリーに多く用いられたエマイユ技法の一つ。
エマイユを施した部分の裏側に金属のベースがなく、ステンドグラスのように光を通す装飾技法です。



地金部分に繊細な彫金模様を施し、模様が浮き出るよう透明の釉薬を丁寧にのせて焼き付ける技法。エマイユの透明感と高度な彫りの技術がバランスよくマッチングして、独特な美しさが生まれます。



金属やワックスなどで原形を作り、そこに耐火石膏を流し込んで石膏型を取り、その型にガラスを砕いたフリットやパウダーを詰め込んで焼成するという技法。とても手がかかる技法のため、吹きガラスの発達とともに一時的に消滅しまったこの技法をアール・ヌーヴォーのガラス作家たちが復活させました。



土台となる胎の上に、幅1.5㎜程度、厚さ2/100~6/100㎜程度のリボン上の金属で模様の輪郭を作り、そこに釉薬を注して焼成、研磨を繰り返して金属に着彩する技法。七宝のゴールデンエイジともいわれるこの時期の有線七宝は、今では幻の技法と言われています。



カワニシでは、中嶋邦夫先生のご協力のもと、スペシャルオーダージュエリーを承っております。
お客様の想いや物語を反映し、世界にひとつだけの作品をお仕立ていたします。
時を経ても色褪せることのないエマイユジュエリーは、世代を超えて受け継がれる存在なり輝き続けます。

お手持ちのペンダントを中嶋先生にリフォームしていただきたいとのご依頼をいただきました。淡いグリーン系のエマイユを施しクローバーが清々しく、心地のよいネックレスに生まれ変わりました。

お母様から譲られたサンゴのリング。色彩豊かなエナメルがほどこされ優美なリングへと生まれ変わりました。お嬢様の雰囲気によくお似合いでたいへんお喜びいただきまました。
◆アクセス・お問い合せ
ジュエリーカワニシ
〒186-0004 東京都国立市中1-9-62
JR中央線 国立駅南口 徒歩3分
TEL:042-573-1530
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営業時間:10:00~18:00
定休日:日曜、第1・3月曜