Bijou de famille

リフォームストーリー

ビジュ・ド・ファミーユは家族から受け継いだジュエリーを大切にする素晴らしい習慣です。こうした風習のあるヨーロッパでは、新しい宝石を購入する時には「子どもや孫に受け継いでいける良いものを」という気持ちが非常に大きいと言います。確かに古いジュエリーは、材質や宝石の質の良いものも数多くあります。今となっては手に入らないようなものもあります。そして何より家族の思い出が詰まったジュエリーを次の世代へ繋いでいくというのは、とても素晴らしいことです。家族の様々な物語が、また宝石の輝きを永遠にしてくれているのではないでしょうか……。そして、その担い手として家族の素敵な物語を共有出来ることを心から誇りに思います。ここではそんな素敵な物語をご紹介させていただきます。

Reform Story~リフォーム物語

♢記念の真珠を娘たちへ♢

私が生まれた時に父が記念にと毎年一緒に出掛け真珠を1粒ずつ集めていました。普段仕事であまり家にいなかった父との、かけがえのない思い出です。私が20歳になった際に、20珠の真珠でネックレスを作ろうと思いましたが、既製品よりも高価になってしまうことと、伝手もないことから諦めていました。 これまで母がずっと綺麗に保管してくれていたのですが、私の娘達が20歳と19歳になる記念に作ったら?と言われ、某有名真珠店に相談へ。 「古い物だから無理です」とけんもほろろに断られてしまい、半ば諦めかけていたところ、たまたま目に入ったタウン誌の広告でカワニシさんを知り、ご相談へ。ご相談していく中で、普段用と慶事用にとご提案をいただき、お任せすることに。社長さんのお話で宝石は代々受け継がれていくものだと知り、おじいちゃん子だった娘達にも喜んでもらえました。


「Bijou de famille(ビジュ・ド・ファミーユ)」はフランス語で“家族の宝石”という意味です。Bijouはジュエリーや宝石、familleは家族を意味していますつまり、ビジュ・ド・ファミーユは親から子どもへ、子どもから孫へと引き継いでいくジュエリーの総称です

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